ホテルや旅館の危機管理、お客様を火災やテロから守る防災無線機2017.10.13

お客様のお出迎えやお見送り、最高のおもてなしをスタッフ全員がチームプレイで提供するために、無線機はなくてはならない通信ツールです。番号をダイヤルすることなくワンプッシュで一人から複数の人へ送信、即時に情報を共有できるという、電話やメールには無いメリットが無線機にはあります。これはいざというときの緊急連絡にも役立ちます。

 

地震や火災、テロの脅威にさらされた際に求められるのは、迅速な避難誘導、安否の確認です。基地局などの通信インフラに依存する固定電話や携帯電話、PHSは、それが停電や破壊により途絶すると、たちまち通じなくなってしまう脆さがあります。非常灯以外の明かりが消え、エレベーターもストップ、電話もメールも使えない状況では、無線機が頼りになります。操作がシンプルで、電波が相手へ直接通じるからです。

 

東日本大震災の時も都内のあるシティホテルでは、ファシリティより各部署のスタッフへ無線機が緊急配備され、いち早く一斉に情報を共有、避難行動に統制が取れて無事お客様の安全を確保できました。不測の事態にあたって混乱なく落ち着いた行動をとるためには、定期的な防災訓練で無線機の操作に慣れておくことはもちろんのこと、日常業務でも無線通信を組み入れて効果的に活用していくことが必要です。

 

お客様とスタッフの安心と安全のために、無線機が求められる役割はますます高まっています。

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