防爆構造の業務用無線機
有事の際の通信の確保として防爆タイプをおすすめします。
危険場所、厳しい環境下での業務に最適です。

危険物を扱う場所においては
労働安全衛生規則、労働安全衛生法により
本質安全防爆構造無線機を使用すること
になっているのはご存知でしょうか?

■防爆構造の無線機とは

爆発火災は可燃物と着火源の共存により起こります。
爆発火災を防ぐにはその二つが共存しない環境にすることが一番なのですが、多くの工場など現実には不可能です。 ですから場所条件にあった電気機器【無線機】を選定して使用をしたり、出来る限り換気をしたり、爆発下限界以下に保つ 努力をしなければなりません。
防爆構造の無線機とは、 大気中に可燃性ガス・蒸気又は可燃性の粉じんが放出されても、 「可燃物の着火源とならないように特別な技術を施した構造(防爆構造)を持った無線機」のことを指します。 また検査検定に合格しているものをいいます。
防水や防塵のように 電気機器そのものを○○から守る、○○に強いという概念と、防爆の概念は少し違います。

■本質安全防爆規格とは

日本の本質安全防爆区域で使用できる無線機に付いている規格です。 電気機械器具防爆構造規格のひとつで産業安全研究所にて検査しています。
本質安全防爆規格がついている無線機はすべての危険場所(日本の防爆指針による危険場所)で使用できます。危険場所の分類ごとに適応する防爆構造規格(種類)が違います。


※正常状態及び仮定した故障状態において、機器を構成する部分が発生するアーク又は火花及び熱が、ガス又は蒸気に 点火するおそれがないことが検査により確認された電気機器の防爆構造を本質安全防爆構造といいます。

>>>>モトローラの本質安全防爆構造対応機種:MTS2000
販売終了いたしましたが、多くのお客様にご利用いただいています。


>>>>
本質安全防爆についてのお問い合わせはこちらからどうぞ。

■FM防爆規格とは

FM(Factory Mutual Approvals)とはNEC(National Electrical Code)の本質安全規格(防爆)を満たす無線機に付いている規格です。 米国における規格のひとつ(FM認証)で、アメリカの主要な相互保険会社がスポンサーとなり、試験を行っています。
※FM防爆規格取得のみの無線機は日本の本質安全防爆区域ではご利用になれません。 日本の本質安全防爆区域に定められていないが、厳しい環境にある区域・場所での使用に最適な無線機です。 たとえば自衛防災組織・共同防災組織の皆様がより安全・安心に活動されるための無線機として選定されます。
>>>>モトローラのFM防爆構造対応機種:GL2500R


■危険場所の分類

可燃性ガス・蒸気の放出・漏洩の頻度及び爆発性雰囲気の存在時間によって、3つに分類されています。 危険場所の分類

・・・爆発性雰囲気が、通常の状態において、連続してまたは長時間持続して存在する場所(0種:Zone0)

・・・爆発性雰囲気が、通常の状態において、生成するおそれがある場所(1種:Zone1)


・・・爆発性雰囲気が、異常な状態において、生成するおそれがある場所(2種:Zone2)

各場所に適応する無線機を選ぶ必要があります。上記以外の非危険場所でも要注意場所が含まれている場合は、 より安全に点火源となる確率が低い物を選定することが必要となるでしょう。
>>>>1種2種で使用可能なモトローラの防爆無線機 MTS2000(販売終了)

■代表的な爆発性ガスのグループ及び温度等級

代表的な爆発性ガスのグループ及び温度等級 温度等級の分類

■防爆構造の表示

国際電気標準会議(IEC)の国際規格に基づいて防爆構造を記号数値で表します。
>>>>モトローラMTS2000の防爆構造※(社)産業技術安全協会にて認定
本質安全防爆型Ex ib UC T4取得(日本、アメリカ、ヨーロッパで防爆対応とされています) 防爆構造電気器具の定義

>>>>モトローラGL2500Rの防爆構造
アメリカFM防爆認証取得(本質安全防爆構造UB T3相当であると考えられています)


■資格が必要な無線機

本質安全防爆構造のMTS2000は一般業務用無線です。
一般業務用無線を使用するには資格が必要です。
(※GL2500Rは簡易業務用無線機での運用が可能です。MTS2000は簡易業務用として運用できません。)

無線従事者の資格:第3級陸上特殊無線技士を取得していただいています。
無線従事者の資格は様々な種類があり、無線局の目的や種別及び無線設備の種類や規模などによって資格別に操作範囲(操作することが認められる設備)が定められています。 特殊無線技士とはプロの無線従事者資格の一部であり、国家資格です。 無線従事者の資格は一度取得すれば生涯有効です。

取得方法は以下のとおりです。

(1)国家試験を受験して取得する方法
年2回行われているどちらかの試験を受け合格することによって無線従事者資格を取得できます。

(2)養成課程を修了して取得する方法
養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。

(3) 学校で無線通信に関する科目を修めて卒業し取得する方法
無線通信に関する科目を習得して大学、短期大学、高等専門学校または高等学校を卒業することによって、一定の無線従事者の資格を取得できます。

>>>>資格取得にかかる料金やくわしい内容についてはお問い合わせください。
>>>>お電話もお気軽にどうぞ。2WAYマーケティング 浅井まで 042-722-3611

危険場所での無線機

防爆あれこれ

資格の取得



































































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